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スケジューリングシミュレータ schesim とは?

schesim(scheduling simulator)は、Rubyで開発されたオープンソースのスケジューリングシミュレータです。組込みシステム向けのリアルタイムアプリケーションを対象に、以下のような目的を支援するために開発しました。

  • リアルタイムアプリケーションが時間制約を満たしているかどうかを、容易に検証したい。
  • 既存のリアルタイムアプリケーションに対して、スケジューリングアルゴリズムを変更した場合や新しく機能(タスク)を追加した場合の振る舞いの変化を、早い段階で簡単に確認しておきたい。
  • 新しく開発したスケジューリングアルゴリズムを評価したいが、既存のリアルタイムOS(RTOS)に実装するのは大変なので、まずはプロトタイプを実装して動作を確かめたい。
  • シングルプロセッサで動作しているアプリケーションを、マルチコアプロセッサで動作させた場合の振舞いを、簡単にシミュレーションしたい。
  • リアルタイムスケジューリング理論やRTOSの学習に使える無料の学習ツールがほしい。


お試し方法

ユーザズマニュアル、アプリケーションのモデルを作成するためのチュートリアル等のドキュメントと、スケジューリングシミュレータのソースコードをダウンロードページから取得できます。Ruby(バージョン1.9.3以降)の動作する環境があるコンピュータがあれば、すぐに無償でお試し頂けます。Ruby はこちらのサイトからダウンロードできます。

ライセンス

ソースコードのライセンスは、より多くの方々にご活用頂くために、Apache License, Version 2.0 としました。
ライセンスの詳細は、ソースコード内の LICENSE ファイルをご覧頂く必要がありますが、参考情報として、以下のウェブサイトに日本語訳が公開されていますので、ご覧くたさい。

Apache License Version 2.0の日本語参考訳
http://sourceforge.jp/projects/opensource/wiki/licenses%2FApache_License_2.0

サポート

以下のような、本シミュレータを活用した研究・開発・教育活動に対して積極的にご協力しています。
  • 本シミュレータを用いたリアルタイムアプリケーションの開発・検証
  • 本シミュレータ用のアプリケーションモデルの作成支援
  • 本シミュレータを用いたリアルタイムスケジューリングアルゴリズムの学習
また、本シミュレータに関するご質問やバグレポート、ご要望等も歓迎します。
ご興味をお持ちの方は、お気軽にお問い合わせください。

schesim開発チーム 松原豊

最新のお知らせ

  • schesim version 0.8.0 を公開しました。 Ruby 1.9系、2.0系で動作する schesim version 0.8.0 のソースコードパッケージを公開しました。ダウンロードページから取得できます。version 0.7.3からの主な変更点は、以下の通りです。シミュレータ本体(schesim.rb)機能追加アプリケーションフック機能を追加.その他タスク関数の実装をThreadからFiberに変更.それに伴い,Ruby 1.9 ...
    投稿: 2013/11/29 8:45、Yutaka Matsubara
  • schesim version 0.7.3 を公開しました。 約1年ぶりの更新ですが、schesim version 0.7.3 のソースコードパッケージを公開しました。ダウンロードページから取得できます。version 0.7.2からの主な変更点は、以下の通りです。シミュレータ本体(schesim.rb)機能追加タスク処理記述から呼び出せるAPIに,mig_tsk を追加.バグ修正マルチコアアーキテクチャにおいて,タスクが待ち状態に遷移すると同時刻に,別コアから起動要求が発生した場合に,エラーで停止してしまうバグを修正.その他 ...
    投稿: 2013/04/06 5:27、Yutaka Matsubara
  • schesim version 0.7.2 を公開しました。 schesim version 0.7.2 のソースコードパッケージを公開しました。ダウンロードページから取得できます。version 0.7.1 からの主な変更点は、以下の通りです。シミュレータ本体(schesim.rb)機能追加タスク処理記述から呼び出せるAPIに,rot_rdq,wup_tsk,slp_tsk を追加研究用としてBSSアルゴリズムとTPAアルゴリズムの2つの階層型スケジューリングをlabs/以下に追加bss ...
    投稿: 2012/03/06 17:15、Yutaka Matsubara
  • ESS2011で優秀論文賞を受賞しました。 2011年11月19日(水)~21日(金)に、国立オリンピック記念青少年総合センター(東京都渋谷区)で、ESS2011(組込みシステムシンポジウム2011)が開催されました。私たちは、schesimに関する、以下の研究論文を発表し優秀論文賞を受賞しました。「リアルタイムアプリケーション向けタスク処理定義可能なスケジューリングシミュレータ」佐野 泰正,松原 豊,本田 晋也,高田 広章(名古屋大学)この研究論文は、SWEST13で発表したポスターの内容に対して詳細な考察を追加し、論文としてまとめたものです。schesimの特徴 ...
    投稿: 2011/10/22 22:24、Yutaka Matsubara
  • schesim version 0.7.1 を公開しました。 schesim version 0.7.1 のソースコードパッケージを公開しました。ダウンロードページから取得できます。version 0.7.1 からの主な変更点は、以下の通りです。シミュレータの動作変更タスク実行後の残り実行時間の計算において、実行されたタスクが所属するアプリケーションのプロセッサ利用率と、実行された時間の積を残り実行時間から減算していたが、実行された時間をそのまま残り実行時間から減算するよう変更した。プロセッサ利用率を1以外の値に指定している場合には、タスク処理記述ファイルの修正が必要です。具体的な変更イメージは、チュートリアルのp.7をご覧ください。プロセッサ利用率を1に指定している場合には ...
    投稿: 2012/03/06 17:10、Yutaka Matsubara
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